NIKKEI 225 GUIDE
日経平均の翌営業日を予想する方法|夜から朝までに見る5つのポイント
翌営業日の日経平均を考えるときは、日本市場が終了してから次の取引が始まるまでに何が変化したかを順番に確認します。情報量ではなく、確認する順番を固定することがポイントです。

明日ではなく翌営業日で考える
カレンダー上の明日と、株式市場の次の取引日は同じとは限りません。土日や市場休業日を挟む場合があるため、短期予想では「明日」より次に東京市場で取引が行われる営業日を対象にした方が明確です。
東京証券取引所の現物株の通常の立会時間は午前と午後に分かれています。取引日・時間はJPXの最新情報で確認できます。
STEP 1 今日の日本市場を確認
最初に見るのは海外市場ではなく、今日の日本市場です。終値だけでなく、朝から一方向に動いたのか、上昇後に失速したのか、どの材料が市場の中心だったのかを確認します。
翌営業日の予想は、今日の市場がどの状態で終わったかを出発点にすると整理しやすくなります。今日の下落が日本固有の材料なのか、世界的な株安の一部なのかでも次の見方は変わります。
STEP 2 予定イベントを確認
次に、次の取引日までに予定されている重要イベントを確認します。中央銀行の金融政策、物価・雇用などの経済統計、主要企業の決算などです。
目的はイベントの結果を先に当てることではありません。大きなイベントが控えているなら、普段より予想の不確実性が高いと認識するために確認します。
参考:金融政策決定会合の日程(日本銀行) / 決算発表予定(JPX)
STEP 3 日経225先物を見る
日本の現物市場が終了した後も、日経225先物にはナイト・セッションがあります。そのため、海外市場や新しいニュースを受けて日経平均を対象とする先物がどう動いたかを確認できます。
見るのは、現物終了後から上昇しているか下落しているか、動きが大きいか小さいか、そして何をきっかけに動いたかです。先物価格だけを見て翌日の答えと考えないことが重要です。

参考:取引時間(JPX)
STEP 4 米国株・ドル円・金利を見る
米国市場ではNYダウ、S&P500、NASDAQなどを見て、市場全体が動いたのか、特定業種が中心なのかを確認します。同時にドル円と米国金利も見ます。
これらを別々の数字として扱うのではなく、何が原因で、株・為替・金利・先物がどう反応したかという一つの流れとして整理します。
STEP 5 朝に整合性を見直す
夜に一度予想して終わりにしないのもポイントです。夕方に先物が上昇していても、その後の米国市場や為替によって朝には状況が変わっていることがあります。
取引開始前には、日経225先物、米国株の最終的な動き、ドル円、金利、新しいニュースをもう一度確認し、上昇材料と下落材料のどちらが強いかを整理します。

最後に上がる・下がるを決める
情報を集めたら、上昇を考える材料と下落を考える材料に一度分けます。材料の数だけで多数決をするのではなく、どの材料が大きいかも考えます。
| 順番 | 確認すること |
|---|---|
| 1 | 今日の日本市場と中心材料 |
| 2 | 次の取引日までのイベント |
| 3 | 夜間の日経225先物 |
| 4 | 米国株・ドル円・金利 |
| 5 | 朝に最新状況を再確認 |
| 6 | 前営業日の終値と比べて上か下かを予想 |
翌営業日のような短期予想では、具体的な終値を1円単位で当てようとするより、まず前営業日の終値と比べて上がるか下がるかから考えると、後から振り返りやすくなります。
外れたときは、予想時点で何を見ていたか、どの材料を重視したか、その後に何が変化したかを確認します。短期予想は新しい情報に影響されるため、結果だけでなく予想時点の前提まで記録することが大切です。
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